alii-lily’s Room

aliiのスケジュールやお気に入りをご紹介します♪

勾玉3部作

好きな本をよく姪に譲るのだけれど、結局また読みたくて買うパターンが多いのですが、このシリーズもそれ。
再購入してから何度も再読しているお気に入りの物語。

出雲前に読んでいただけるとより良いと思い、早くからご紹介したかったのに、こんなにお日にちが迫ってしまいました。。。


日本の神話をモデルとしたファンタジー

  勾玉 3部作「空色勾玉」「白鳥異伝 上下」「薄紅天女 上下」

とても入りやすく、楽しめる作品です。

歴史が苦手でもすっと入ってきます。

お時間があったら読んでみてくださいね♪

(あっ でもファンタジー好きでない方はダメかもですね。。。)



空色勾玉 (徳間文庫)

空色勾玉 (徳間文庫)

「空色勾玉」
国家統一を計る輝の大御神とそれに反発する闇の一族。
古代日本の「豊葦原」でその戦いが繰り広げられています。
輝の宮にあこがれていた村娘・の狭也は、
突然自分が闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられます。
救いを求めて「輝の宮」に行きますが、閉じ込められている輝の大御神の末子、稚羽矢と出会います。
「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢の出会いで豊葦原が変わっていく様を描いています。


白鳥異伝 上 (徳間文庫)

白鳥異伝 上 (徳間文庫)

白鳥異伝 下 (徳間文庫)

白鳥異伝 下 (徳間文庫)

「白鳥異伝 上下」
ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた物語です。
双子のように育った遠子と小倶那。しかし小倶那はあるきっかけで“大蛇の剣”の主となってしまい、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまいます。
「剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」
そう言う大巫女の託宣に、遠子はある決意を固め物語は動き出します。



薄紅天女 上 (徳間文庫)

薄紅天女 上 (徳間文庫)

薄紅天女 下 (徳間文庫)

薄紅天女 下 (徳間文庫)

「薄紅天女 上下」
双子のように育った阿高と、同い年の叔父藤太。
ある日 阿高は「あなたは私たちの巫女、火の女神チキサニの生まれ変わりだ」と蝦夷人に告げられて、母の面影に惹かれて蝦夷の地へ旅立ってしまいます。そしてそれを藤太たちが追うなかで物語は展開していきます。
女神が地上に残した最後の勾玉を受け継いだ少年の数奇な運命が描かれています。