2020年2月奄美大島
『Fairyコンタクト in 奄美大島』2月15~17日/~18日
奄美の大らかで拡がるエネルギーを感じながら、自然体験やワークをしませんか!?
「幸せを呼ぶハートロック」でほっこりし、「マングローブ原生林でカヌー」ですべてを解放し、
「奄美の森の散策」でこの地のエネルギーを吸収し、「田中一村美術館」で芸術に触れ、「クジラウォッチング」で宇宙を感じます。
最初の2泊は砂浜沿いに建つプチホテル。3泊目はお食事も人気のハイクラスホテルに宿泊します。
直行便は各地から1日1便ですので、間近になると満席の場合があります。ご検討中の方は、早目にお申込みくださいね。
最少催行人員4名です。1/20までに最少催行人数に達しない場合は中止となります。
みなさまのご参加お待ちしております!
*飛行機チケットの手配を依頼したい方は、ご連絡くださいね。
奈良県〜二上山〜
わたしのお気に入り1冊
〜風の王国〜
出会いは旅先の旅館のライブラリ。
気になって手にし読みはじめが、宿泊中には読了することが出来ませんでした。
しかし続きを読まないではいられずに帰宅後にすぐに購入。
夢中になって読んだのを覚えています。
今でも時々取り出しては再読する本達の1冊。
これを読んでからは何故か惹かれ、気になって仕方がない二上山。
今度みんなで登ることで、より拡がりが起こるのでは!?と、ワクワクしています。

- 作者: 五木寛之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1987/04/28
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 9回
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取材で奈良県二上山に登った主人公「卓」。
そこで走るような猛スピードで歩き去る「哀(翔ぶ女)」を見かけたことによって、
彼を巡る人々との出会いがあり、自分の生い立ちが明らかになっていく。
勾玉3部作
好きな本をよく姪に譲るのだけれど、結局また読みたくて買うパターンが多いのですが、このシリーズもそれ。
再購入してから何度も再読しているお気に入りの物語。
出雲前に読んでいただけるとより良いと思い、早くからご紹介したかったのに、こんなにお日にちが迫ってしまいました。。。
日本の神話をモデルとしたファンタジー。
勾玉 3部作「空色勾玉」「白鳥異伝 上下」「薄紅天女 上下」
とても入りやすく、楽しめる作品です。
歴史が苦手でもすっと入ってきます。
お時間があったら読んでみてくださいね♪
(あっ でもファンタジー好きでない方はダメかもですね。。。)

- 作者: 荻原規子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: 文庫
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「空色勾玉」
国家統一を計る輝の大御神とそれに反発する闇の一族。
古代日本の「豊葦原」でその戦いが繰り広げられています。
輝の宮にあこがれていた村娘・の狭也は、
突然自分が闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられます。
救いを求めて「輝の宮」に行きますが、閉じ込められている輝の大御神の末子、稚羽矢と出会います。
「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢の出会いで豊葦原が変わっていく様を描いています。

- 作者: 荻原規子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/07/02
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- 作者: 荻原規子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
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「白鳥異伝 上下」
ヤマトタケル伝説を下敷きに織り上げられた物語です。
双子のように育った遠子と小倶那。しかし小倶那はあるきっかけで“大蛇の剣”の主となってしまい、勾玉を守る遠子の郷を焼き滅ぼしてしまいます。
「剣が発動するかぎり、豊葦原のさだめはゆがみ続ける…」
そう言う大巫女の託宣に、遠子はある決意を固め物語は動き出します。

- 作者: 荻原規子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/08/06
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- 出版社/メーカー: 徳間書店
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「薄紅天女 上下」
双子のように育った阿高と、同い年の叔父藤太。
ある日 阿高は「あなたは私たちの巫女、火の女神チキサニの生まれ変わりだ」と蝦夷人に告げられて、母の面影に惹かれて蝦夷の地へ旅立ってしまいます。そしてそれを藤太たちが追うなかで物語は展開していきます。
女神が地上に残した最後の勾玉を受け継いだ少年の数奇な運命が描かれています。
知床
これまでにも読み返してきた本を、最近も再読しました。
それは私が大好きな乃南アサ先生の2作品(上下巻)。

- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/15
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- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/16
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- 作者: 乃南アサ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/12/21
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過去に読んでいた時には ただの読者だったのが、
実際に現地に行ってから再読してみると
「あっ この間偶然行った所だ!」
「あの道はまだ無かったんだなぁ」
と、ぐぐっと身近になり、文章が私の中に入ってき、
主人公がそこにいる姿までが思い浮かんできました。
道東に行ったことがある方も、これから行く方も、まだ予定がない方も
ぜひ読んでほしいと思います。
それは、
ただ私が好きな先生の作品だからというだけで勧めているのではないからです。
これは開拓民の話なのです。
あなたの祖先の話かもしれません。
私は今までハワイ等に移民としていった方たちの話は聞く機会がありましたが、
北海道の開拓者の方々の話はこれを読むまでは、ほぼ知りませんでした。
昔から変わらずいいかげんな政府の話を信じ、最後の望みをかけて知床に行った開拓民。
適当な主人公の父。 生き抜くために必死な毎日。
ページをめくる手が止まるほど過酷な日々で胸が熱くなります。
そして、主人公の孫の話。
ここでも ハラハラドキドキし「実際にこういう風にはまってしまっている若者もいるんだろうなぁ」
と、考えてしまいました。
オーストラリアの先住民
昨日のセミナー後に参加者の方たちとお話をしていた時に
先月のウルルツアー中に話題になった本に関連する話になりました。
それはある学者が原住民に拉致されて、身一つで共同生活を強いられるという著者の体験を記したものでした。
私は偶然、今回渡豪する直前に知り合いの方からその話を聞いたので、ウルルでのセミナー中にその話をしました。
すると、6人の参加者中2人がその話を知っていました。
セミナー後に私はすぐにその本について調べました。
すると、その内容はフィクションであり著者は訴えられているということが判明しました。
だからでしょうか。その本はもう中古でしか手に入りませんでした。
しかし、その本について調べていく中で嬉しい出会いがありました。
それが、この本です。
隣のアボリジニ

- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/09/08
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私が大好きな「守り人シリーズ」や「獣の奏者」シリーズの著者、上橋菜穂子先生の本です。
この本は上橋菜穂子先生の専門分野であるオーストラリアの先住民について書いた文化人類学の本。
実際に現地に住み、心を通わせる中で何年もかかって先住民が話をしてくれた生の声が書かれています。
いままで先住民について表面的なことしか知らず、この本を読み考えさせられました。
私たちがアボリジニと一つで括っている中で、民族の名前も言葉も習慣も違う人たちがいる。
先住民を迫害し土地を奪い、自分たちの都合のいいように法律をかざす侵略者。
やるせない気持ちが湧き上がる中、上橋先生の前向きで忠実に話を伝えようというハートの温かさを感じます。
この体験があるからこそ、あれらのファンタジーがあるのではと思いました。
上橋菜穂子ファンはもちろんのこと、そうでない方にも読んでいただきたい1冊です。
まだの方は、こちらもぜひ!
「守り人シリーズ」全10巻セット

上橋菜穂子「守り人」文庫版完結セット(10冊セット) (新潮文庫)
- 作者: 上橋菜穂子
- 発売日: 2007
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「獣の奏者 全5冊合本版 」

- 作者: 上橋菜穂子
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鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐

- 作者: 上橋菜穂子
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鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐

- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/09/24
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古事記&オオクニヌシ
古事記を勉強しなおす為に、以前読んだ本。
ご希望があったので、この機会にご紹介しますね。
とても分かりやすく、その文中で紹介した場所の地図なども載っています。
古事記 神代編
古事記 人代編
古事記を旅する
初めて出雲大社に行ったときに現地で買った「国譲り編」のマンガが面白く、思わずその他全てを買ってしまった本。
ついでに「古事記」も買ってしまいました。
こちらは1冊のものと、5巻のものがあります。
1冊のものは、生徒と先生の質疑応答から始まります。話の流れだけでなく、背景の説明も入ります。
5巻のものは、じっくりと楽しめます。
マンガは絵があるから名前を覚えやすいですよね。
マンガで読破 古事記
まんがで読む古事記〈1〉
まんがで読む古事記〈2〉
まんがで読む古事記〈3〉
まんがで読む古事記〈4〉
まんがで読む古事記〈5〉